今回のテーマはスペイン。
一年以上やっていますが、スペインワインはなぜか今回が初めての企画です。
スペインにはスペインならではの固有品種が多くあるので、まずはその個性をじっくりとたのしみましょう。
カヴァ
スペインでつくられたスパークリングワインのことをカヴァ(カバ)といいます。
非常にコストパフォーマンスの良い、低価格のカヴァから、本格的なカヴァまで様々。
コンビニなんかでも売られているので、スパークリングワインを飲んだことがあるという方は、何気なく一度口にしたことあると思います。
カヴァ ブリュット ナトゥーレ グラン・レセルバ

気軽にたのしめるスパークリングですね。

泡立ちもしっかりしていて、熟成感もあります。
シャルドネがブレンドされているせいなのか、シャンパーニュに似たようなニュアンスも感じられました。
がしかし、カヴァはカヴァ。
スペイン固有品種の味わいをしっかりと感じられるワインでした。
白ワイン
続いて白ワイン。
スペインらしい、ちょっとマニアックなワインをチョイス。
ティナハス・デ・ラ・マタ


見てくださいこの色を。
黄色というか、オレンジのような感じ。
味わいも独特!
ミントなどのハーブの香りに、柑橘系フルーツ。
飲み手を選ぶ味ですが、それはこのスペインワインの製法も関係してくるのかもしれません。
まずはラベルのデザインを見てください。
カメを思わせるデザインじゃないでしょうか?
それもそのはず、このワインは「ティナハ」と呼ばれる素焼きのカメで発酵・熟成されている特徴的な白ワインです。
カメがワインにどのように影響があるのか詳しくはわかりませんが、いずれにしろかなり個性的なスペインワインでした。
赤ワイン
最後にスペインの赤。
白ワインが海に面した土地でできたワインだったので、赤ワインは内陸のワインをチョイスしました。
エル・ビンクロ


ブラックベリーやブラックチェリーなんかどうでもよくなるくらいチョコレート!!笑
チョコレートやカカオ・バニラのようなかなり強烈な甘い香り。
そして色が美しいですね。
写真じゃわかりずらいですが、このワインのエッジがこれまた綺麗。
ガーネット→紫→黒の階調でとてもキラキラしています。
このスペインワインのぶどう品種はテンプラニーリョ100%。
こんなにしっかりとしたテンプラニーリョは初めてです。
開けたては少々カタいのでしばらく放置。
料理はパワフルか、スパイシーか。ちょっと癖のある肉系がいいと思います。ジビエとかスモークとか。
心惹かれたスペインの魅力
率直に、スペインワイン面白い!
そして安い!…と思う。笑
ワインだけでなく、料理もおいしいですねー。
スパニッシュオムレツ、アヒージョ。
ちかいうちにまたスペイン特集やりたいとおもいます。