はっきり言おう。
控えめに言って、最高だ。
私が「RMK150」を選んだ理由
オーレック・キャニコム・アテックスなどなど。
様々な乗用モアメーカーがある中で、私がなぜオーレック、そしてRMK150を選択したのでしょう。

うーん。カッコいい。笑
実車が納品される前までは、デザインなどそんなに気にしてませんでしたが、いざ本物を目にすると、「これ、カッコいいじゃん!」ってなりましたよ。カタログや写真じゃわからない、迫力があります。
でもこいつは、見た目だけの野郎でなく、機能がとてもよかったんです。
木と木の間を刈るという労力
去年一年間、私は一般的な乗用モアでぶどう畑の草刈りをしていました。
機種はキャニコム。あの有名な「草刈りMASAO」です。
もちろん凄く快適に刈れるんです。
でもね、垣根の下、木の周りが刈れないから、そこだけ結局手刈りしなきゃいけないんです。刈払機で。
これが結構時間かかるんですよ。
私の圃場は、乗用モアで大体1~2時間。
そのあと!!!
木と木の間を刈払機を使って草刈りするんですが、これがまた半端なく時間かかります。
私の垣根1列刈り終わるのに、30分~1時間ですからね。まじで
真夏の30℃超えの日ですから、一日4列くらいが限界。
25列あるから、どうなるかというと、こちら。

ぶどう、埋まる。笑
そして

ぶどう、絡まる。笑
もうね、薬もぶどうの葉っぱにかかんないし、ここまできたら一列2時間かかりましたわ。泣きたくなる。
でもこのRMK150ならこんなことにはならない。と思う。
今年一年じっくり使ってみます。
刈幅150㎝で効率アップ!
それから、このRMK150の良い所は刈幅が広いという事。
一般的な乗用モアは刈幅1メートル無いですから。
3往復しなければいけないところが、RMK150なら2往復。単純に考えれば1.5倍効率アップです。

もちろん、ぶどう棚の下も快適。
一回使ったら、もうこれ以外使いたくなくなります。
使ってわかった、RMK150の悪い所
こんなにベタ褒めしていますが、悪い所もあります。悪いというか、改善してほしい所ですね。
あくまでも、RMK150は凄く良いという事が前提です。私の独り言だと思ってくれてもいいくらい、このマシンは完成されています。
刈高さが低い
まず、刈高さが低くて凹凸や段差があるとすぐ土を巻き込んでしまいます。
土なら徐々に削れて平らになっていくので良いだろと言う方もいると思いますが、ぶどう園によっては、石がゴロゴロ転がっている園地も珍しくないです。その方が排水が良く、海外では多いですよそんな圃場が。
RMK150は最大刈高さ60センチ。石があると大体ヒットします。
私、最初低くてびっくりしました。
なので、草刈りするときは常に一番高い位置でやっています。
これ以上低くしたら無理無理。土削ってるんだか草刈ってるんだかわからん。
急斜面に弱い
それから、登らないですねこのマシンは。
走行に、作業と移動の切り替えが無く、おそらくはその中間のギア比なんでしょうけど、これだと上り坂がかなり苦しい。
まず思ったのが、運搬作業でのケートラへの積み込み。

アルミブリッジをかけてケートラに積み込むわけですが、この傾斜角度、登るのギリギリ。
いや、私の体重が重くて登らないのかもしれませんが、うなるんですよ機械が、HSTが。
変速ギアつけてくれれべ全て解決するんですが、コストが上がってしまうんですかねぇ。
垣根の下の草刈から解放される喜びと、時短は半端ない。
いろいろ良い所、悪い所ありましたが、私は思います。買ってよかったと。
高い買い物でした。100万円ですから。
でもね、私は農家ですから。農作業機持っていない農家なんていませんよ。

乗用モア一発でここまで刈れるって素晴らしいと思いませんか?凄いんですよこれ。経験者は語る。笑
これから乗用モア購入を検討しているのであれば、私はおすすめしますRMK150をね。