今年の剪定は2月に全部終了。剪定技術も少し向上?!「ぶどう剪定」




 

今年の岩手は雪が多い。

剪定はいつも3月に入ってからやっているのですが、今年は何と言っても、新しい圃場にぶどうの苗木を植えます。その作業に時間が結構かかると予想されるので、剪定は早めに終わらせてしまいます。

 

「去年の剪定は誰がやったの?」って思うほどに・・・

剪定したのは私なんですけどね・・。

1年たって、私の技術も成長したなと感じています。今の私なら全然違う剪定方法をしているんですよ。

特にこれなんかヒドイもんだ。

返し枝のオンパレード!!こんな枝なんかいりません。ばっさりと切り落としてあげました。

こんな姿になるまで3年くらいかかったのかな?去年は使ったみたいだけど今年はさようなら。私の好みはsimple。

熟練した人じゃなくても剪定できる樹形にしてあげることが私の役目だと思っております。

 

だから今年の剪定は、ガッツリと強く。

去年1年この園地を栽培して思ったことは、とにかく弱いという事。

枝はヒョロヒョロだし、新梢と新梢の間がスカスカ。これは剪定で長く枝を残しても全然成長しないから強めに芽かきをしたんです。それでも枝はヒョロヒョロ。

だから今年は、幹と幹の間がいかに空こうとも短く切ろうと決めました。

 

剪定前

 

 

剪定後

 

この思い切った感じが良いでしょう。

これでも収穫量はそんな変わらないんじゃないかな?去年がひどすぎたから。

いずれにしろ、多分ぶどうとぶどうの間が広すぎると思うんですがどうでしょう?垣根ならもっと狭くてもいいような気がします。あくまでも私の見解ですが・・。