赤ワイン用のぶどう「ツヴァイゲルトレーベ」を植樹しました。

植樹




3~4列ほど何も植えていない垣根があるので、今回はそこにツヴァイゲルトレーベの苗を植えていきます。

 

そのそもこの「ツヴァイゲルトレーベ」という赤ワイン用の品種は、なかなか飲む機会が無いと思います。

今や世界中でワインをつくっていますが、海外の「ツヴァイゲルトレーベ」って今思うと飲んだことなんいですよ。

原産はオーストリアなのでオーストリアワインで探せば見つかるんでしょうけど、広く日本に流通しているフランスやイタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリア、チリといったワイン産地ではつくられていない品種です。

メルローやカベルネソーヴィニョンなどのメジャーな品種はもちろん日本でも栽培されていますが、なぜここまで日本各地にツヴァイゲルトレーベが広まったのかは私も興味があります。

どうやら日本の気候条件が、この「ツヴァイゲルトレーベ」に合う事は間違いなさそうですね。

 

途中までぶどうの木を切ってしまったワイン畑

私がいま、管理をしている畑は後継者がおらず、続けることができなくなったワイン畑だったんです。

伐採

どうしようもなく園地の整理でぶどうの木を切り始めたとたん、このワイン畑の管理を引き受けてくれる方が現れたのです。

その方々のご厚意により私は、剪定やビニール掛けなどといった貴重な経験をさせていただいております。

 

今回は苗を植えるので、まずは穴掘りからスタートです。

 

穴を掘るという作業は予想以上に重労働

マジでヘロヘロ。

穴掘り

よく考えたら穴掘りなんて何年振りでしょうか?

今年に入ってから早くも2回目の穴掘りですが、そうそうやる機会がないから普段使わない筋肉が鍛えられます。

ここの土壌は石が非常に多く、10センチくらい掘るとすぐに多くの小石が出てきました。

野菜などの栽培には不向きかもしれませんが、ぶどうにとってはとても面白い土壌かもしれませんね!

 

一本一本、ていねいに植樹

穴を掘ったら早速植えましょう。

苗はもちろん接木苗を使います。

自根苗だとフィロキセラという害虫にやられ、全滅してしまう恐れがありますからね。

ぶどうの苗木 ぶどうの植樹

台木を全て土に埋めてしまうと、接木した苗から根が出てきてしまい接木の意味がなくなってしまうので、必ず台木を残して植えていきます。

 

水は川から汲みました。

ぶどうに限らず苗木を植えた後は水をたっぷりとかけてあげます。

ワイン畑の目の前に綺麗な川が流れているので、そこから水を汲んで使いました。

小川 水汲み バケツリレー 水やり

先生、頑張ってください!笑

苗も立派だったので、今年はぐんぐん成長しそうです。

 

次回は芽かきと草刈りをやりますよー。

お楽しみに!