【視察】陸前高田市の「神田葡萄園」にお邪魔させていただきました。

神田葡萄園




 

いわてのワイナリー、「神田葡萄園」さんにお邪魔してきました。

神田葡萄園さんは、長年にわたり岩手県の沿岸地域、陸前高田市でぶどうの栽培を行っています。

ぶどう栽培のほかに、加工にもかなり力を入れられており、有名な商品の一つとして、「マスカットサイダー」という炭酸飲料があります。

このマスカットサイダー、岩手県の産直やお土産屋さんにはもちろん置いてありますが、一般的なスーパーマーケットで取り扱われているくらいメジャーな商品です。

この他にもジュースやジャムなど、さまざなまアイテムを生み出してこられている神田葡萄園さんが、平成28年10月からワイナリーとして活動を開始しました。

今回は「ぶどう塾」の一環としていろいろな事を学ばさせて頂きます。

 

栽培面積の大きい生食用ぶどうは、管理の単純な短梢剪定

ぶどうの仕立て方のお話です。

覚えればできるようになりますが、経験と技術が必要な長梢剪定から、パート従業員でも作業ができるように比較的安易な短梢剪定へと切り替えたそうです。

これは従業員を雇っている経営者ならではの考えですね。

一般的な農家であれば、だれか一人でも剪定できる人がいればいいわけですから、そんなこと考えもしませんよね。

生食葡萄園地

管理が行き届いていてとても美しい園地でした。

じっくりと見てこなかったのでわかりませんが、ぶどう品種も数多く植えられているようです。

生食として販売もするでしょうけど、「ぶどうジュース」や「ぶどうジャム」といった製品などへ加工する方がメインかもしれません。

ぶどう加工品

 

海が臨む高台に植えられた醸造用ぶどう

どちらかというと、こっちがメインで今日やってまいりました。

まずは直売所から車で畑まで移動。

歩いても全然平気な距離にその園地はありました。

アルモノワール ケルナー

アルモノワールとケルナーが植えられた畑です。

スペースが広くつくられていて、すごくきれいですね。

この垣根は「レインプロテクション」といってぶどうの房だけ雨に当てないようにする垣根のシステムです。

大迫でよく見られる「マンズレインカット」よりシンプルなぶん、初期投資も抑えられます。

 

やませ対策に巨大な防風ネット

防風ネット

海の近くということで、海からは「やませ」と呼ばれる冷気が吹き付けます。

農作物に被害をもたらすこの「やませ」の対策として、巨大な防風ネットがせっちされていました。

その土地ならではの工夫や努力あってこそ、良いワインが生み出されるんでしょうね。