ぶどうの木には自然の虫。いつかは挑戦したい【ビオワイン】

かえる




 

誘引の作業をしていると、虫たちによく遭遇します。

虫はぶどうの葉っぱを食べたり、病気を持ってきたり、ぶどうにとって悪い影響を及ぼすので、殺虫剤でやっつけちゃうのが一般的です。

そうすれば栽培管理もやりやすくなりますし、ぶどうの木も美しいままでいられます。

 

でも、私はどちらかというと、虫と共存したい。

悪い虫だけじゃないと思うんですよ。

それに、農薬を散布すると自然のバランスが崩れ、しょくぶつにとって良くないという説もあります。

最近、「ビオディナミ」っていう栽培方法が、海外で増えてきています。

ビオディナミとは、にほんでいう有機栽培の事です。

「農薬や除草剤、殺菌剤など使わずに自然のバランスで育てていく」といったような感じです。

ビオディナミの本などを読むと、確かに良い栽培方法だと思いますし、やってみたくなります。

 

でも、この栽培方法は手間もかかるし、うまく栽培できなかったらぶどうの収穫はおろか、もしかしたら病気や虫に食べられ、枯れてしまう事だってあります。

今は当然無理でしょうが、徐々に試験栽培という形でビオディナミ農法にチャレンジしたいと思います。

 

くも 害虫 虫