ぶどう塾で接ぎ木を勉強してきました。
接ぎ木はとても細かい作業で、正直、私は苦手です。
でも、接ぎ木をマスターすれば品種を途中で変えたり、苗木を増やしたりもできるようになるので、たくさん練習しました。
※注意「種苗法」
登録品種、ならびに品種登録出願中の品種の種苗を育成者の許諾なく業として利用(増殖、譲渡、輸出入など)する行為は、損害賠償、刑事罰の対象となる場合があります。
ぶどうの接ぎ木のやり方
接ぎ木は覚えておいた方が良い技術だとおもいます。
しかし、「種苗法」により保護されている品種の接ぎ木はやめてくださいね。
では早速、やっていきましょう!
新芽を新芽で接ぐ
今時期になると、いい感じに新芽が伸びてきているはずです。
この伸びてきた新芽と新芽どうしを接いであげちゃうのがこのやり方。
「接ぎ木」というより、もはや「接ぎ芽」ですね。
まずは接ぎたい品種の芽をもってきます。

この新芽を一節づつカット。
カットしたら、Vの形に切るわけですが、この切り口が非常に重要らしいです。
ポイントは、よく切れる刃物を使う事。
今回はカッターナイフを使いましたが、カッターナイフを使うならば、刃は新品を使いましょう。
そして、まっすぐ、均等に、スパッと切ります。
できれば一発で決めた方が良いですが、私は無理でした。
くれぐれも、指を切らないように気を付けてくださいね。

切ったら、接ぐ新芽に切り込みを入れて、差し込み、接ぎ木用のテープでしっかり固定して完成。
私は3か所くらい接ぎました。
10か所くらいやろうと思いましたが、「全部ダメだった時の精神的ダメージが大きいからやめた方が良い」と言われたのでやめました。
まったくもって、その通りだなと。笑

芽と木を接ぐ
次は、新芽に今年剪定した枝を接ぎます。やり方は全く一緒。
ただこちらのほうが、枝が固いのでやりやすいですね。

接ぎ木用のはさみもあります
接ぎ木を多くやる方ははさみを買った方がいいと思います。
切り口もピッタリと重なるので成功率も高そうです。

接ぎ木が成功する事を祈りながら、楽しみに待ちましょう。