農業は自由だ。儲からないけど。

農作業




 

今年から一応兼業農家として、仕事の合間にぶどう栽培を始めています。

突然ですが、農業に対してどのようなイメージがありますか?

「つらい」「きたない」「儲からない」

ネガティブなイメージばかりではないですか?

 

結論から言うと、確かにその通りです。

肉体労働で、夏の暑い日なんか作業がすごくつらいです。

服装も汚れるし、働いた時間分お金が入ってくるかと言われればそうじゃないし。

続ける意味っていったい何なの?

違う事した方いいんじゃないの?

今回はそんな農業について、ちょっと考えてみました。

 

農業は、儲けようと思って初めていない。

農業を新たに始める「新規就農者」はどのような人が多いのでしょうか。

サラリーマンを辞めて始める人もいるでしょうが、定年退職した後から始めたという人の方が多いでしょう。

定年退職した後のセカンドライフに何をするかはその人の自由ですが、「農業」という選択をする人はそれなりに多いはずです。

農業を選択した方々は、儲けようと思って始めるわけではなく、あくまでも趣味の範囲。もしくは、若干の生活の足しになればいいかな程度しか考えていないと思うんです。

儲けようと思ったら別の職種にしますから。

 

脱サラ農家

では若い人はどうでしょう。

「脱サラ農業」とかよく聞きますが、こういう事をする人って儲けを考えているとは思いますが、そこまですごく儲けようとは考えていないんです。実際に話をきいたわけではありませんが、おそらくそれなりに生活ができて、あわよくばちょっと儲かればいいかな程度だと思います。

だって農業を始める試算したら、儲からないなんてこと一発でわかりますよ。

収穫するまでお金が入ってこないことを考えれば、ある程度の蓄えが必要ですし、機械は高いし。

飲食店を始める以上にハードルが高いのではないかと思います。

 

それでも農業をやる魅力とは?

お金が欲しいならバイトでもパートでもなんでもいいから、企業で働くのがいいでしょう。初期投資もリスクもなく、毎月安定した金額が入ってきますから。

はっきり言って農業は全然お金が入ってきません。

例えば、現在わたしが兼業でやっている農業時給は300円くらいだと思います。

これ、マジですから。

 

「その時間でバイトした方がいいんじゃないの?」

まったくもってその通り。儲けたいならね。

でもわたしはぶどうが好きだし、農業は自由だし。

いつ行っても、いつ休んでも、どれだけ働いても、誰にも怒られることありませんから。

農業は全ての選択が自分。

作業方法も、収入も、育てる品種もすべて自分が決めて、収入の増減も自分の責任。

 

わたしは今度、ぶどう栽培の休憩時間にワイン畑でワインを飲もうと思っています。

最高においしいだろうなー。

こんな事できるのも農業ならではの話。

 

ぶどう農家として食べていけるようになるには、全然まだまだお金も知識も面積もたりませんが、これから一歩づつ、しっかりと向かっていきますよ。