2019年の秋です。
強粘土質の、この土壌をどうにかしようと考えた結果、緑肥を散布することにしました。
品種はヘアリーベッチ。
去年か、おととしにも春にヘアリーベッチを一度まいたのですが、その時は上手く根付かなかったんです。
ヘアリーベッチは種が大きいので、表面に散らしただけでは、晴れが続いた日に、すぐに乾燥してダメになってしまいました。
今回はその反省も生かしながら、ドローンを使った緑肥散布をしていきますよ!
果樹での緑肥散布は、ドローンが最適な理由
ヘアリーベッチに限らず、緑肥を使用する場合、種まきは必ず行います。
例えば、畑作だったり酪農だったりで使用するときはだいたい、トラクターでブロードキャスターとかでドカンと散布するのが一般的ですね。
しかし、ぶどう棚がそこにあったらどうでしょう?
そうです。トラクターが入れないんです。
こうした場合どうするかというと、手散布とか、小型の歩行型機械を使いながらの散布になる事でしょう。機械が入れないのですから。
ドローンは場所を選ばない
ドローンは、基本どこでも大丈夫。
空港や高電線とか、例外はありますが、果樹のような木が生えていたり、ぶどう棚があってもお構いなしですよ。
その上から蒔けばいい話ですから。
今まで果樹栽培で緑肥が使われづらかったのも、機械化できなかったことが一つ関係していると思います。
私が使用したモデルは、粒剤を10キロしょって散布しました。15キロまで良かったようなダメだったような、そこらへんは忘れてしまいましたが、このくらい一度に散布できれば十分です。
小規模や急斜面の散布でも楽々こなせる機動力
海外でよく目にするぶどう畑は、広大で大規模ですが、日本は決してそうではないんです。
一つのはたけが小さく、離れた場所にあったり、急斜面だったとしてもドローンはおかまいなしで作業可能です。
今後は薬剤散布もできるようになればいいですねー。