病気&虫との闘い。発生原因を理解することが一番大事!

ぶどうの病気




 

虫が発生したから殺虫剤をまく。防除暦に書いてあるから殺菌剤をまく。

書いてあったからやる。言われたからやる。

最初はこれでいいかもしれません。やらないよりマシです。

でもね、何も考えずにやるのではなく、なんでこの薬剤が必要か考えて散布する事。

そして散布するだけでなく、原因を突き止め根源を断つ事が、植物や自分の成長にとって、なにより大切と私は思います。

 

経験はあなたの貴重な財産

農作物を栽培するにあたり、「防除暦」という薬剤の使用時期や、薬剤名が書かれた非常に便利な暦を使用するのが一般的となりました。

これさえあれば、栽培を始めたばかりの初心者でも、ある程度まとまった収穫はできるようになります。

収穫できたならぜひ、次の一歩を踏み出しませんか?

実際に身をもって経験した病気や害虫発生の被害、そこでの反省や改善策は、今後の長い農業ライフの大きな糧となります。

 

病気を知る

作物はぶどうに限らず、葉っぱや果実、茎の色、勢いなど、異変があると何かしらサインが出ます。

それを見てなんの病気なのか、どの虫が悪さをしているのかがすぐにわかるようになること。

そして病気や害虫についての知識と改善策を知るということが必須でしょう。

 

私もまだまだ初心者で勉強中です。

べと病、うどんこ病など代表的な病気や、先日被害にあったコウモリガなどはわかるようになりました。

防除暦通りにしっかりと散布していれば、こんな病気や害虫なんてこの先ずっと知らなかったかもしれません。

ここ最近はぶどうに薬をあまり散布していないため、梅雨の時期ということでどんな症状でも逃がさないように、かなりアンテナを張り巡らせています。

これがもし、しっかりと薬をしていたらおそらく、「薬を散布したという安心感」により、今ほどじっくりぶどうと向き合うことはなかったのかもしれません。

 

病気の原因を断つ

病気でも害虫でも、薬を散布したから良いということではなく、病気にかかりずらい・害虫がよってきずらい栽培管理がきほんです。

例えば、私が先日被害を確認したコウモリガという害虫。

この場合、殺虫剤を園地全体に散布すれば被害は収まるでしょうけど、それだけじゃダメなんです。

コウモリガの原因は長く伸びた草。

なので薬を散布した後でも先でもいいので草を刈り、根源を断つ事をわすれてはいけません。

 

薬に対する私の考え方と栽培方針。

栽培に関しては園地の管理者それぞれの、様々な考え方やポリシーがあると思います。

私にももちろん考えがあり、それに沿って栽培しようと心がけています。

 

虫はいても構わない

ぶどうに寄ってくる虫ですけど、私は虫がいても構わないと思っています。極力、殺虫剤は使わずに自然に近いかたちで栽培していきたいんです。

それで被害にあった場合は、生体のバランスが悪いと思うんです。

バランスが悪いとはどういうことかというと、害虫が増える原因を私がつくってしまっているという事。

雑草を刈ってなかったり、害虫の天敵を減らしてしまったり理由は様々あると思いますが、悪いのは虫ではなく管理者の私。

そんな考えで栽培しています。

 

賢く薬を減らそう。

薬をつかわなければいけないような状況をつくらないようにする事。

やっぱりこれが基本だと思います。

正しい栽培管理をして、それでもだめだった最終手段として薬を使う。

わたしはその考えでぶどうとつきあっていきます。